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《連続テレビ小説「なつぞら」》を観て、〈戦災孤児〉を書いた、石井光太『浮浪児1945』を再紹介します。

 ほとんどテレビを観ないのですが・・、
たまたま、新聞の紹介欄で、《NHK連続テレビ小説「なつぞら」》の、草刈正雄が、主人公・なつに教える「生きるすべ」のセリフが感動的だ、と紹介されていたことと、舞台の北海道十勝・新得町に、夏に長期滞在したことがあって、さっそくテレビを観ましたら(焼きが回った・・。)、主人公・奥原なつ役の子役(栗野咲莉。成長後は、広瀬すずが演じます。)とタイトルバックのアニメ(監修・舘野仁美)の可愛さに魅せられて、すっかり、毎日観る羽目になりました。

 で、主人公なつは、終戦後の〈戦災孤児〉で、ゆえあって、十勝の牧場に引き取られる設定で、当時の戦災孤児のことが描かれます。
 実は、このブログの、2014・9・16付けで、戦災孤児・浮浪児の事を書いたルポルタージュを紹介しています。
あまりに悲惨で、当時、ほとんど感想を書いていないと言うか、書けなかったのですが、この際、改めて、再度、ご紹介しておきます。
 そう言えば、近時、新潮文庫でも発売したようです。

石井光太『浮浪児1945ー戦争が生んだ子供たち』(新潮社)

です。

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 「1945年」とありますが、余談ながら、私は、1947年生まれ。もう、父母ともいませんが、大変な時代に育ててくれたんだ・・・。

 本題です。本書は、終戦直後、12万人以上いたとされる〈戦災孤児〉を、5年間かけて、百人近くに、インタビューして廻った労作です。
 上野の闇市、次々死んでいく幼い子ども、ナンとか生きようとするやや大きい子ども、また、いわゆる〈浄化作戦〉・・テレビ小説でも8日に出てきました・・、孤児院、悲惨な孤児院からの脱走、流浪・・、悲惨さが胸を打ち、またも、・・とても、書いていられません。

 テレビドラマは、日本のアニメ誕生の背後に戦争の悲惨があったこと、戦争で子どもたちが一番の犠牲者となること、その戦争で傷ついた子ども達を励まそうという意図が戦後アニメーションにあったことから、ヒロインの設定を戦災孤児にしたようですが、実際のモデルは、アニメーターの奥山玲子(1936-2007)さんだとか。
 テレビアニメの「ひみつのアッコちゃん」、「魔法使いサリー」の作画監督です。夫の小田部羊一さんがアニメーション時代考証に当たっています。

 と、言う訳で、このドラマは、ずっと観そうです。
 ところで、今、今週末にある、日生劇場のオペラ関連企画の講演会に備えて、そのテーマである、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」のCDを2種類聴いています。このヘンゼルとグレーテルの生活も、極貧で、食うや食わずですが、そこはオペラで、明るくしていますが。★

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Author:感動人
 芸術全般を愛する団塊世代です。
 芸術団体を「引退後」、たっぷり時間をかけて、いろいろな芸術を初心にかえって学び、横断的に、楽しんでいきたいと思います。もうひとつ、心身共に健康に「年をとっていく」ための、生活のマネジメントも「同時進行」でお伝えします。
 のんびりと過ごしたいと考えています。お寄せいただくコメントなども、論争などは避けて、ゆったりしたお話をお寄せください。

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